木曜日, 10月 05, 2006

10月24日は

10月24日はボクの誕生日です!

と、同時にモバイル・ナンバー・ポータビリティ(M・N・P)が導入される日です。
M・N・P導入後は携帯電話会社を変えても番号が変わらずに済む便利な世界が待ってます♪


自分も今持っているボーダフォン(もうソフトバンクか?)からauに変えてやろうかと思ってた。

のですが、ソフトバンクもどばっと新機種を出してきておっと思えるものもあるし、もしかしたらぎりぎりでさらに隠し玉があるかもしれないしな~、と。で、

「これはぎりぎりまで機種変更は待ちだな」

ということになってるんですが、やっぱり日本全国みんなそんな感じなのでしょうか、うわさによると携帯電話市場は今が底値だとか。。

まあなんにせよ10月24日を境にまたひとつ世の中が便利になるわけですが、もう

「携帯番号変わったよ」

というメールや電話、そして会話がなくなってしまうのは少しさびしくもあり(それがめんどくさかったんだけど)。。


ふと4ヶ月ほど前のごく短い入院生活で垣間見た外科病棟の入院患者の生活を思い出しました。
その病棟は新しくできたばかりですごくキレイで設備もよくて、看護婦さんも(かわいい人は)かわいくてそれはそれはよくできた病院だったのですが、どんだけ設備の整った病院だったとしても患者としては退屈な日々です。


同室にいたおじいちゃんは

「食事とTVしか楽しみがない」

と言ってました。


が、ほんとはここにあとひとつ、

「看護婦さんとのコミュニケーション」

があった、といいます。

病院のベットにはナースコールのボタンがついててなんかあると患者はそれを押すわけなんですが、ボクもこのとき入院した際は肩を手術したもんだから片方の腕が使えなくて不自由だったのでだいぶこのナースコールにお世話になりました。

外科病棟の6人部屋でボクとあと一人以外の4人は結構ご高齢の方が多かったんですが、まあみんなそれなりにナースコールを結構押すような感じだったわけです、でやっぱり担当の看護婦さんがかわいいときは全体的にたくさんナースコールがなるような気がしました。

いや、それは気のせいでたまたま手術直後付近のシフトの看護婦さんがかわいかっただけで、その後自分も含めて他の患者も具合がよくなっていったからナースコールも減っていったのかもな、とも思ったんですがやっぱり違いました。

入院数日間のうちのある1夜だけ、とてもかわいいとも美人ともスリムとも仕事ができるともまったく言えない感じの看護婦さんが担当だった夜はその前後の数日と比べてもナースコールの数が激減しました。

まあ、みんないやだったからナースコールがまんしただけなんでしょうけど逆に言うと他の日は

「がまんしようと思えばがまんできなくもないけど看護婦さん呼びたいから呼ぶ」

という要素があるということですよね、おじいちゃんでも。


少なくとも「食事とTVしか楽しみがない」と言っていたおじいちゃんにとって、尿瓶だとかベットの角度変えてくれとか、買い物してきてくれだとか理由を見つけて看護婦さんに世話を焼いてもらうのも退屈な入院生活のささやかな「楽しみ」のひとつであった、と思います。


ここでもし、「ベットは電動可動式でボタンひとつで角度変えられる」「買い物もボタンひとつで注文可能」とか便利な設備が整ってしまったら看護婦さんを呼ぶための理由がもう尿瓶しかありません。

ああ便利さとはときになんと残酷なことか。。
(実際ベットが電動可動式のとこは結構あったりする)


ナンバーポータビリティ制導入で世の中が便利になる一方、そこで生活する僕らはまたひとつコミュニケーションのきっかけを失います。

この調子でどんどん世の中便利になっていくと「いつも誰とも話さずどこにも行かず何もせず」に、とりあえず生きてはいけるようになっちゃいそうで困ったもんですね~。。

ちなみに病院退院後、あまりにも退屈な患者さんのひまつぶしになればと病棟の談話室に漫画とゲームを贈りました(談話室も新しすぎて本とか一切置いてなかったので超退屈空間だった)。

少しでも患者さんの退屈しのぎと他の人とのコミュニケーションのきっかけになれば、と考えてゲームは将棋とかオセロとかマージャンとかのポケッタブルシリーズみたいな奴にしたんですが、万が一を考えて一人遊び用にルービックキューブも入れました。

漫画も一人遊び的な感じもしたんですがまあ、同じもん読んでたりすれば共通の話題づくりにも貢献するかな、と考えて外科病棟に贈ったのが「ブラックジャックによろしく」と「リアル」だったのは少し過激だったかな。。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

相当かわいい看護婦さんだったんだねぇ~☆

また脱臼してもう一回入院すれば♪?

the company制作部 さんのコメント...

まあ何かあったらまた行ってみたいですね。

実は漫画とかゲームとか送ってしばらくしたら御礼の電話やら手紙がきたりしたんですが、実際問題「リアル」はともかく「ブラックジャックによろしく」はかなり大学病院への批判的な内容を含んでいたりヘビーなのでもしかしてこれは談話室に置かれないんじゃないか?などという疑問もかかえているので♪